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2026/07/01

飲食店にホームページはいらない?食べログ依存のリスクと本当に必要なケース

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「食べログやGoogleマップに載っているし、Instagramもやっている。飲食店にホームページなんていらないのでは?」——これは多くの飲食店オーナーが一度は考えることです。実際、ホームページがなくても集客できている店はたくさんあります。

結論から言うと、飲食店は「ホームページの必要性が比較的低い」業種です。ただし、それは「ずっといらない」という意味ではありません。この記事では、飲食店にホームページがいらないと言われる理由を正直に認めたうえで、食べログ・ぐるなび依存に潜むリスクと、本当にホームページを持つべき飲食店の条件を具体的に整理します。

飲食店にホームページがいらないと言われる理由

まず、なぜ飲食店で「いらない」と言われるのか。これは他業種より理由がはっきりしています。

食べログ・ぐるなび・ホットペッパーが集客を担っている

飲食店には、業種に特化した強力なグルメポータルがあります。利用者は「店名」より「エリア+ジャンル(横浜 イタリアン など)」で探すことが多く、その検索の受け皿はポータルが握っています。登録しておけば、自前サイトがなくても予約は入ります。

Googleマップとインスタで最低限は伝わる

Googleビジネスプロフィールを整えれば、営業時間・場所・写真・口コミが地図検索に出ます。Instagramで料理写真を出せば世界観も伝わる。「これで十分」と感じるのは自然です。

自前サイトは検索上位に出にくく、費用対効果が見えにくい

「横浜 居酒屋」のような激戦キーワードで、1店舗のホームページが食べログやぐるなびを抜いて上位に出るのは、現実的にほぼ不可能です。集客の入り口として期待すると、費用に見合わず「意味がなかった」となります。

でも、その「食べログ依存」には見えにくいコストがある

ここが本題です。ポータル中心の集客は、ラクな代わりに利益を静かに削り、店の運命を他社に預ける構造になっています。

掲載料と送客手数料が、毎月の利益を圧迫する

グルメポータルの有料プランは月額数千円〜10万円超、さらにネット予約1名ごとに送客手数料(ランチ/ディナーで数十円〜200円程度)がかかります。集客をポータルに頼るほど、1人来店するたびに手数料が出ていく。これは値上げや原価高騰のなかで無視できない固定コストです。

もし常連客やリピーターまでポータル経由で予約していたら、本来は手数料ゼロで来てくれる客にまでコストを払っていることになります。自社サイトやLINEに予約を移すだけで、その分が利益として残ります。

点数・口コミに店の集客が振り回される

ポータルの点数や並び順は、運営会社のアルゴリズムとプラン次第で変わります。点数が下がる、上位表示されなくなる、口コミに不当な書き込みが入る——どれも自分ではコントロールできません。集客の生命線を他社の評価指標に握られている状態は、長期的にはリスクです。

「他店と横並び」で、こだわりが伝わらない

ポータルは全店が同じフォーマットに収まります。食材へのこだわり、店主のストーリー、空間の世界観——「他でもなくこの店を選ぶ理由」は、横並びの枠の中では伝わりにくい。これを腰を据えて伝えられるのはホームページだけです。

本当にホームページを持つべき飲食店の条件

次のどれかに当てはまるなら、飲食店でもホームページを持つ価値があります。

  • リピーター・ファンを増やしたい:常連を手数料ゼロの自社予約・LINEに移し、利益率を上げたい
  • コンセプトや世界観で選ばれたい:コース料理・記念日利用・隠れ家など、付加価値で勝負する業態
  • テイクアウト・お取り寄せ・ケータリングをやっている/やりたい:ポータルではカバーしにくい販路がある
  • 宴会・貸切・法人利用を取りたい:問い合わせ前提の予約は、情報量のある自社サイトが効く
  • スタッフを採用したい:飲食は人手不足。求人媒体に毎回出すより、店の魅力を伝える採用ページがあると応募の質が変わる

逆に、立地と回転で勝負する店で、リピート施策も採用も不要なら、無理に作る必要はありません。ホームページが必要か・不要かの全体的な判断基準はこちらでも整理しています。

食べログ・Googleマップ・インスタと、ホームページの使い分け

大切なのは「どれか1つ」ではなく、役割を分けて全部を連携させることです。飲食店向けに整理すると次のとおりです。

手段得意なこと弱点おすすめの役割
食べログ/ぐるなび新規の発見・比較手数料・横並び・点数依存新規の入り口(コストは割り切る)
Googleビジネス地図検索・基本情報情報量・自由度が低い来店直前の確認
Instagram世界観・ファン化流れて消える・予約導線が弱いファンづくり・最新情報
ホームページ予約導線・コンセプト・採用新規の発見は弱い本拠地(全部の受け皿)

理想は、ポータルやインスタで見つけてもらい、最終的にホームページの自社予約・LINEに着地させる形。これで新規はポータルに任せつつ、リピーターの手数料を減らし、利益を店に残せます。

持つなら:最小コストで「予約と世界観」に絞る

飲食店のホームページは、立派に作り込む必要はありません。最初は次の3つに絞れば十分です。

  1. 予約導線:自社予約フォームやLINE予約への分かりやすいボタン
  2. 世界観:料理・店内の写真と、コンセプトが伝わる短い文章
  3. 基本情報:地図・営業時間・メニュー・お知らせ

私たちGAMADASは横浜のホームページ制作会社として、スグサイト(10万円・最短1週間納品)で、この「予約と世界観に絞った小さなサイト」を提供しています。まずポータル依存から少しずつ抜け出したい飲食店に向いています。費用の目安はホームページ制作の相場もご覧ください。

よくある質問

食べログをやめてホームページに一本化できますか?

いきなりの一本化はおすすめしません。新規の発見はポータルが強いので、新規はポータル、リピーターは自社予約・LINE、と役割を分けるのが現実的です。徐々に自社比率を上げていくと、手数料を抑えながらリスクも下げられます。

Instagramがあればホームページはいらないのでは?

Instagramはファンづくりに強い一方、投稿は流れて消え、予約や詳しい情報の受け皿には向きません。インスタで惹きつけ、プロフィールのリンクからホームページの予約に着地させる、という組み合わせが効果的です。

小さな個人店でも作る意味はありますか?

あります。むしろ個人店こそ、手数料の重さとコンセプトの伝わりにくさが効いてきます。常連の予約を自社に移すだけでも利益が変わるので、小さく始める価値は十分にあります。

まとめ

飲食店は、新規集客をポータルに頼れるぶん「ホームページがなくても回る」業種です。ただし、掲載料・送客手数料・点数依存というコストとリスクを抱えたままでもあります。

リピーターを増やしたい、世界観で選ばれたい、テイクアウトや採用をやりたい——そんな店にとって、ホームページは「手数料を減らし、店の資産を取り戻す」ための一手です。まずは予約と世界観に絞った小さなサイトから、無理なく始めてみてください。

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