
Lステップのシナリオ配信は、LINE公式アカウントを「ただのチャットツール」から「自動でユーザーを育てる仕組み」へと進化させる中核機能です。
設定次第で見込み客を24時間365日育成し、商談化・購入につなげる強力な装置になります。
本記事ではLINE構築を支援する弊社(GAMADAS)の事例を紹介しながら、シナリオ配信の設計ポイントを解説します。
シナリオ配信とは、LINEの友だち追加から N日後・N時間後に自動でメッセージを送る仕組みです。
Lステップでは、ユーザー属性タグを使ってメッセージ内容を分岐させることもできます。
効果が出る理由は次の3点です。
一度の配信で終わらず、検討期間中ずっと接触できるのが最大の強みです。
BtoB商材のように検討期間が長い場合、メールマガジンよりブロック率が低く開封率が高いLINEシナリオは、ナーチャリング施策として圧倒的に有利になります。
人間の記憶は1週間で大半が消えると言われており、適切な間隔での再接触は購買決定に決定的な影響を与えます。
シナリオ配信を組むだけで、コンバージョン率が1.5〜3倍になる例もあります。
営業のフォロー工数を最小化できる点も大きなメリットです。
シナリオ設計時に1回労力をかければ、その後はメッセージが自動的に送られるため、運用工数はほぼゼロになります。
中小企業のように営業リソースが限られている組織ほど、この「初期設計だけで継続効果が出る」構造が経営にプラスに働きます。
営業は確度の高い顧客対応に集中でき、自動化と人的対応の役割分担が明確になります。
興味分野に応じた最適なメッセージを届けられるのが、メールマガジンとの大きな違いです。
例えば「資料請求した人」「セミナー参加した人」「価格ページを見た人」で配信シナリオを変えることで、温度感に合った内容を届けられます。
属性別シナリオは、設計コストはかかるものの、コンバージョン率向上の効果が大きく、長期的な投資対効果は高い領域です。
サービスローンチ前に見込み客を集め、ローンチ時に一斉配信する型です。
新規事業・新商品の立ち上げに有効で、ローンチ前から数千名規模のリストを構築できます。
ローンチ前に「カウントダウン」「先行特典」「一足先のサービス紹介」などを段階的に配信することで、ローンチ当日の購入意欲を最大化できます。
友だち追加から数日かけて、サービス紹介→お客様の声→特典→申し込み案内、と段階的にコンテンツを送って契約に導く型です。
BtoB・BtoC問わず最も汎用的なパターンです。
配信は7〜14日のシナリオが標準で、各メッセージで「次に開きたくなる予告」を入れる工夫が継続率を上げます。
初回アンケートで顧客属性を取得し、属性ごとに違うシナリオに振り分ける型です。
一度きりの設計で複数顧客層に対応でき、効率が良い設計です。
属性数を増やしすぎると管理が破綻するため、最初は2〜3属性に絞るのが運用継続のコツです。
初回購入や問い合わせをした顧客に、関連サービスを段階的に提案する型です。
LTV(顧客生涯価値)を伸ばす施策の主軸になります。
初回購入から1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後など、購入直後のロイヤリティが高い期間を狙って配信するのが定石です。
ゴール設定: 何のCV(申し込み・購入・問い合わせ)を狙うか1つに絞る
顧客フェーズの整理: 認知→興味→検討→決定 の各段階で何が必要か洗い出す
アンケート設計: 顧客属性を初回で取得(業種・規模・関心トピックなど)
メッセージ設計: 各タイミングで送るメッセージを書く
動線設計: 最終CVへの誘導動線を明確に
テスト配信→運用: 小さく検証してから本番展開
実際に弊社が手掛けたシナリオ配信案件をいくつか紹介します。
株式会社DeNAの新規事業として、マッチングアプリのLINE構築を担当しました。
アプリのローンチ前から、事前受付予約をLINE上で受け付けることで、見込み客を獲得していました。
シナリオ設計としては、まずアンケートを実施してお客さまの属性を判断し、その後、何日かかけてアプリの説明を段階的に配信。
アプリのローンチ時には一斉配信で「アプリが公開されました」という情報を流す形にしました。
ローンチ前の見込み客を効率的に温めて、リリース時に一気に登録に持ち込む流れが組めた事例です。
事前登録ユーザーの属性データを取れたことで、ローンチ後のマーケティング施策の精度も格段に上がる結果になりました。
占いサイトのLINE構築を担当した際は、1日目はプレゼント+簡易的な占いサービスを提供し、占い結果を送るところから始めました。
それから数日後に「お客さまの悩みに合わせた占いができますよ」という形で、有料サービスへの導線をシナリオに組み込みました。
つまり最初に回答してもらった情報・お客さまの情報をもとに、関連のあるお客さまが興味を持ちそうなサービスを クロスセル で次々と提案していく設計です。
最初は無料の体験で関係性を作り、その後で有料プランへとステップアップさせる流れが、自動的に動く仕組みになっています。
顧客属性を取ったうえで「この人にはこれが響くだろう」というサービスを段階的に提案できるのが、Lステップのシナリオ配信の強みです。
多すぎるとブロックされやすいため、目的に対して最低限の頻度に絞ります。
BtoBなら週1〜2回、BtoCなら週2〜3回が目安です。
配信内容と頻度のバランスは、ブロック率を見ながら継続的に調整します。
シナリオが終わったあとの定期配信ルートも設計しておきます。
シナリオ完了後に何も配信されないと、ユーザーは存在を忘れて再エンゲージできなくなります。
月次の定期配信ルートを別途用意するのが推奨です。
反応がない友だちには別シナリオに切り替える設計が有効です。
n回連続でメッセージが開封されない場合に、より軽い内容のシナリオに切り替える、ブロック前にエンゲージメントを取り戻す施策などが組めます。
配信開封率・クリック率・CV率を必ず計測します。
Lステップの分析機能で各指標が見られるため、月次で振り返り、メッセージ内容や配信タイミングを継続改善します。
Lステップのシナリオ配信は、設計次第で大きな成果を出せる強力な仕組みです。
「機能を入れる」より「ゴールから逆算した設計」が重要です。
弊社では、LINE戦略の設計からシナリオ実装、運用改善まで一気通貫でご支援しています。
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