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LINE公式アカウントのクーポンは、友だちに割引や特典を配って来店・購入を後押しできる機能です。作成自体は管理画面から数分ででき、紙のクーポンと違って配信数や使用数まで数字で追えます。飲食店・美容室・小売・ECなど、リピートが売上を左右する業種と特に相性がよい機能です。
ただし、クーポンは作って配れば売上が上がるわけではありません。成果を分けるのは「いつ・誰に・なぜ送るか」の配信設計と、使ってもらうためのひと工夫です。この記事では、機能・メリット・作り方・8つの配信方法・活用例・注意点を一通り押さえたうえで、実際に利用率を上げてきた運用の考え方までまとめます。
目次
クーポンは、割引・無料プレゼント・ポイント付与などの特典を、友だちに配布できる機能です。有効期限や使用回数を設定でき、配信後は「開封数」「使用数」まで管理画面で確認できます。
チラシやWeb広告と違い、すでに友だち登録している見込み客へ直接届くのが特長です。関心の高い相手に届くため反応が出やすく、来店・再来店・購入のきっかけづくりに使えます。抽選(当たり・はずれ)を付けたり、特定の友だちだけに配ったりと、見せ方の自由度も高い機能です。
クーポンが販促で使われるのは、次のような利点があるためです。
「友だち追加でクーポンプレゼント」とすれば、登録の動機になります。店頭やSNS、Webから友だちを増やす入り口として機能します。
割引や特典は行動のきっかけになります。「今日使える」「期限が近い」といった条件を付けることで、来店や購入を後押しできます。
宣伝だけの配信は嫌われやすい一方、お得なクーポンは受け取る側にメリットがあるため、比較的ブロックされにくいコンテンツです。ただし頻度が高すぎると逆効果になる点は後述します。
紙のクーポンのような印刷・配布コストがかかりません。作成から配信までを管理画面で完結できます。
開封数・使用数が数字で残るため、「どのクーポンが使われたか」を検証し、次の配信を改善できます。感覚ではなくデータで回せるのが大きな利点です。
クーポンは管理画面から作成します。手順はシンプルです。
作成の中でも、次の3つは成果に直結します。ここを雑にすると、配信してもうまく使われません。
作ったクーポンは、1か所だけでなく複数の場所に組み込めます。友だちが目にする接点を増やすほど、使われる可能性が上がります。
| 配信方法 | 向いている使い方 |
|---|---|
| あいさつメッセージに設定 | 友だち追加直後の特典として。登録のお礼=初回来店の後押し |
| リッチメニューに設定 | トーク画面下部に常設。いつでもクーポンにアクセスできる |
| メッセージ配信で送る | 全体または絞った友だちへ、狙ったタイミングで一斉に届ける |
| リッチメッセージで配信 | 画像で目を引きながらクーポンへ誘導する |
| ステップ配信に組み込む | 登録後◯日目に自動配信。ナーチャリングの一環として |
| リサーチ(アンケート)の回答特典 | アンケートに答えた人へお礼として渡し、回収率を上げる |
| 応答メッセージ(キーワード応答)に設定 | 「クーポン」と送った人へ自動で返す |
| LINE VOOMに投稿 | タイムラインで広く告知する |
すべてを使う必要はありません。まずは「あいさつメッセージ」「リッチメニュー」「メッセージ配信」の3つを押さえると、基本の導線ができます。
ここまでが基本機能です。ただ、機能を使えるだけでは売上にはつながりません。実際に利用率を左右するのは配信のしかたです。私たちが運用で意識している3つのポイントを紹介します。ここが上位の一般的な解説記事にはない、実務でいちばん差が出る部分です。
やってしまいがちなのが、思いついたときにむやみにクーポンを打つことです。頻度が高いと「いつも安い店」という印象になり、特別感が薄れます。
効果的なのは、配信する日に意味を持たせることです。たとえば占いのサービスでは、一粒万倍日のような縁起のよい日に合わせてクーポンを配信すると反応がよくなります。「なぜ今日このクーポンが届いたのか」が受け手に伝わると、使う理由になるからです。記念日・季節の節目・お客様の誕生月など、送る理由を用意して配信します。
もうひとつの、よくある失敗が「一度配信して終わり」です。クーポンは1回送っただけでは、見落とされたり後回しにされたりして使われないことが多くあります。
利用率を上げるにはリマインドが効きます。「もうすぐクーポンの有効期限が切れます」と期限前にもう一度知らせるだけで、使ってもらえる割合は目に見えて上がります。配信は1回きりにせず、配布時と期限前の二段構えを基本にします。
実際に、LINEでチャット鑑定を行う占いネクスト様の公式LINEでは、毎週のクーポンキャンペーンやリマインドの強化を含む運用の作り込みで、リピート購入が約20%改善し、LINE経由の売上は3倍になりました(事例はこちら)。クーポンは「配って終わり」ではなく、配信の設計とセットで効いてきます。
全員に同じクーポンを送ると、興味のない人にも届いてブロックの原因になります。可能なら、来店履歴や登録時の属性でグループを分け、その人に合う特典を届けます。属性ごとの出し分けや段階的な配信は、シナリオ配信の設計とあわせて考えると効果的です。
3つのポイントを業種に当てはめると、配信の形が見えてきます。
| 業種 | 配信のタイミングと意味づけ | 使ってもらう工夫 |
|---|---|---|
| 飲食店 | 来店から一定期間後に「そろそろどうですか」と再来店クーポン | 期限前にリマインドし、来店の後押しをする |
| 美容室・サロン | 次回の施術サイクルに合わせて予約特典を配信 | 予約フォームへの導線とセットにする |
| 小売・EC | セール前・記念日など意味のある日に配信 | 当日使える割引で購入を後押しする |
| 占い・チャット鑑定 | 縁起のよい日に意味づけして配信 | 期限リマインドで鑑定・購入を後押しする |
シーンで見ると、次のような使い方があります。
共通するのは、送る理由をつくり、一度で終わらせないことです。
効果を出すために、次の点は避けます。
管理画面のクーポンだけでも一通りの販促はできますが、「属性ごとに違うクーポンを出す」「登録後の流れの中で自動で配る」「ショップカードや抽選と組み合わせる」といった設計まで踏み込むと、リピートの仕組みになります。
どこまで自作し、どこから任せるか迷う場合は、Lステップの料金や、LINE構築代行の費用相場、構築の手順もあわせて確認してみてください。
LINE公式アカウントのクーポンは、機能そのものはシンプルですが、成果は配信設計で変わります。
この設計まで押さえると、同じクーポンでも利用率は大きく変わります。自社に合ったクーポンの配信設計や仕組みづくりを相談したい場合は、お気軽にお問い合わせください。
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