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2026/07/19

【成果から逆算】BtoBサイト制作で問い合わせを増やす7つの構成と進め方

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BtoBサイト制作は、見た目を整えるだけでは成果につながりません。

重要なのは「誰が・どんな課題を持って訪れ・最終的にどのアクションを起こすか」を設計したうえで、ページ構成と問い合わせ導線を組み立てることです。

この記事では、BtoBサイト制作で問い合わせを増やすための役割・構成・進め方を、実際にサイト制作事業を運営する立場から整理します。

BtoC向けサイトとの違いや、成果が出るまでの考え方まで具体的に解説します。

実際に弊社(GAMADAS)で経験したケースですが、BtoB企業のサイトは「制作して公開した瞬間がゴール」と捉えられがちです。

しかし問い合わせという成果を出すには、公開後にどの導線から反応が来るかを見て調整する前提で作る必要があります。

成果を出すための具体的な進め方は、BtoBサイト制作で成果を出す5つのポイントで製造業の実例つきに整理しています。

弊社では短納期・低価格でサイトを立ち上げる「スグサイト」(10万円・1週間納品)も運営しており、まず公開して反応を見ながら磨く進め方の有効性を実感しています。

BtoBサイトとは・営業を補う「Web上の窓口」

BtoBサイトとは、製品やサービスに関心を持つ見込み客(リード)を獲得し、商談につなげることを目的としたWebサイトです。

会社案内を載せるだけの「名刺代わり」ではなく、営業活動を補う窓口として機能させる点が出発点になります。

BtoBの購買担当者は、いきなり問い合わせをするのではなく、まず情報収集と比較検討を行います。

サイトはその検討プロセスのなかで「この会社なら任せられそうだ」という判断材料を提供する役割を担います。

役割は「見込み客の不安を先回りで消す」こと

BtoBサイトの本質的な役割は、訪問者が抱く不安や疑問を、問い合わせ前に先回りして解消することです。

担当者は社内稟議を通す責任を負っているため、判断ミスを避けたいという心理が強く働きます。

たとえば「価格は妥当か」「実績は十分か」「導入後にきちんと支援してくれるか」といった疑問に、サービス説明・導入事例・問い合わせ後の流れで答えていきます。

これらが揃っていないと、担当者は安心して社内に提案できず、競合へ流れてしまいます。

つまりBtoBサイトは、24時間動く営業担当のような存在です。営業が口頭で説明していた内容を、サイト上で事前に伝えておくことで、商談の質と確度を高められます。

「作って終わり」ではなく運用前提で考える

BtoBサイトは公開してからが本番です。どのページがよく読まれ、どの導線から問い合わせが来るかは、公開して計測しないと分かりません。

月間の流入が数百セッション規模の中小企業サイトでは、わずかな導線改善が問い合わせ数を左右します。アクセス解析で離脱が多いページを特定し、説明を補ったりCTA(行動を促すボタンやリンク)の位置を変えたりする改善を重ねることが成果に直結します。

最初から完璧を目指して制作期間を延ばすより、要点を押さえて早く公開し、反応を見て磨く方が結果的に成果が出やすい、というのが実務での実感です。

BtoBサイトとBtoCサイトの3つの違い

BtoBサイトを設計するうえで、BtoC(一般消費者向け)サイトとの違いを理解しておくことが欠かせません。

同じ「Webサイト」でも、訪問者の行動も求める情報も異なります。

違いを踏まえずにBtoCの感覚で作ると、見た目は華やかでも問い合わせにつながらないサイトになりがちです。

主な違いは次の3点です。

1. 意思決定プロセスが長く、関与者が多い

BtoCは消費者個人が感情や直感で比較的短時間に購入を決めます。

一方BtoBは、担当者・上長・決裁者など複数の関与者が、機能・価格・費用対効果を論理的に比較したうえで時間をかけて決めます。

そのため、検討フェーズごとに必要な情報が変わります。情報収集段階の担当者にはサービスの全体像を、比較段階の決裁者には実績や費用対効果を示すなど、段階に応じたコンテンツを用意する発想が必要です。

検討が数週間から数か月に及ぶことも珍しくありません。

2. 感情訴求より「客観的な根拠」が効く

BtoCではイメージ写真やキャッチコピーで感情に訴える手法が効きます。

BtoBの購買担当者は社内を説得する根拠を探しているため、客観的で具体的な情報の方が刺さります。

具体的には、導入事例の数値・サービスの詳細仕様・資料(ホワイトペーパー)などが判断を後押しします。

「導入後に問い合わせ対応が30%減った」といった定量的な情報は、担当者が社内に説明する際の材料としてそのまま使えます。

3. アクセス環境とコンバージョンの形が違う

BtoCはスマートフォンからのアクセスが大半を占めますが、BtoBは平日日中のPCアクセスが比較的多い傾向があります。

とはいえ近年はBtoBでもスマートフォン閲覧が増えているため、両デバイスでの読みやすさは前提です。

また、BtoCの「その場で購入」に対し、BtoBのゴールは「資料請求」「問い合わせ」「相談予約」といった、商談につながる中間のアクションです。購入ボタン一つではなく、検討度合いに応じた複数のCTAを用意する設計が求められます。

成果が出るBtoBサイトに必要な7つの構成要素

BtoBサイトで問い合わせを増やすには、必要なページと要素を過不足なく揃えることが土台になります。

訪問者が知りたい情報にスムーズにたどり着き、自然に次のアクションへ進める構成が理想です。

下記は、成果につながりやすいBtoBサイトに共通して備わっている7つの要素です。

要素役割押さえるポイント
トップページ入口・全体像の提示事業内容と強みを数秒で把握できる
サービス・製品ページ課題解決の便益を伝える機能の羅列でなく「何が解決するか」
導入事例ページ信頼性と再現性の証明課題・施策・成果を具体的な数値で
資料ダウンロード検討初期のリード獲得名前と連絡先だけで気軽に取得
問い合わせ・相談導線商談化の入口フォーム項目は必要最低限に
会社情報取引相手としての安心感所在地・沿革・体制を明示
よくある質問不安の先回り解消価格・納期・対応範囲を網羅

サービスページは「機能」より「解決する課題」

サービスページは、機能やスペックを並べるのではなく、その製品が顧客のどんな課題を解決するのかを軸に組み立てます。

担当者は機能そのものではなく、自社の困りごとが解決するかどうかで判断するためです。

たとえば「高機能なCMSを搭載」と書くより、「専門知識がなくても社内で更新でき、更新外注費を年間で削減できる」と伝える方が響きます。

便益を起点に書き、その裏付けとして機能を添える順番が効果的です。

この視点を持つだけで、同じサービスでも問い合わせの起きやすさが変わります。

読み手が「自分ごと」として捉えられるかが分かれ目です。

導入事例は「数値」で信頼を裏付ける

導入事例は、BtoBサイトで最も強力な信頼材料の一つです。同じ課題を持つ企業がどう成果を得たかを具体的に示すことで、訪問者は「自社でも再現できそうだ」と感じます。

効果を高めるには、課題・実施した施策・得られた成果をセットで、できる限り数値とともに紹介します。「問い合わせ数が公開前の2倍になった」「資料請求から商談化する率が上がった」といった具体性が、抽象的な紹介より説得力を持ちます。

事例が少ない立ち上げ期でも、まずは1〜2件を丁寧に掲載することが先決です。事例ページの有無は、検討段階の担当者が次に進むかどうかを大きく左右します。

問い合わせ導線は検討度合いに応じて複数置く

BtoBの訪問者は検討度合いがさまざまです。今すぐ相談したい人もいれば、まず情報だけ集めたい人もいます。

そこで、検討度合いに応じた複数のCTAを用意します。

具体的には「無料相談・問い合わせ」(検討度が高い層向け)と「資料ダウンロード」(情報収集層向け)の2系統を主要ページに配置するのが基本です。後者は連絡先を取得して、後から接点を持つきっかけになります。

なお、問い合わせフォームの項目が多すぎると離脱の原因になります。最初の接点では会社名・氏名・連絡先・相談内容程度に絞り、詳細は商談で聞く設計が、取りこぼしを減らします。

BtoBサイト制作の進め方5ステップ

BtoBサイト制作は、いきなりデザインから入るのではなく、目的とターゲットの設計から始めることが成果を分けます。

手戻りを防ぎ、問い合わせにつながるサイトを作るための基本的な流れを5ステップで整理します。

ステップ1. 目的とターゲットを定義する

最初に「サイトで何を達成したいか」を一つに絞ります。問い合わせ獲得・採用・既存顧客向けの情報提供など、目的によって構成も導線も変わるためです。

そのうえで、想定する訪問者(ペルソナ)を具体化します。業界・企業規模・役職といった属性だけでなく、抱えている業務課題や情報収集の仕方まで掘り下げると、載せるべき情報が明確になります。

ここが曖昧なまま進めると、誰にも刺さらないサイトになります。

ステップ2. 必要なページとコンテンツを設計する

目的とターゲットが固まったら、前章の7要素を踏まえて必要なページを洗い出します。

各ページで「訪問者にどう感じてもらい、次にどこへ進んでほしいか」を決めるのがこの段階です。

サイト全体の地図(サイトマップ)と、ページ間の動線を先に描いておくと、制作中の迷いが減ります。

とくにトップページから問い合わせまでの最短ルートを意識して設計します。

ステップ3. デザインと原稿を制作する

設計が固まってからデザインと原稿に入ります。BtoBでは見た目の華やかさより、情報の読みやすさと信頼感を優先します。

文字量が多くなりがちなので、見出しと余白で整理して読み進めやすくします。

原稿は、専門用語を避けつつ、便益と根拠をセットで書くことを意識します。

デザインと原稿を並行で詰めると、レイアウトに文章を無理に合わせる事態を防げます。

ステップ4. 公開し、計測の仕組みを整える

公開と同時に、アクセス解析やフォームの計測を設定します。

どのページがよく見られ、どこで離脱し、どの導線から問い合わせが来るかを把握できる状態にしておくことが、後の改善の前提になります。

計測がない状態では、改善が勘に頼ったものになります。公開時点で最低限の計測を仕込んでおくことを強くおすすめします。

ステップ5. 運用しながら改善を続ける

BtoBサイトは公開後の運用が成果を左右します。計測データをもとに、離脱の多いページの説明を補ったり、CTAの文言や位置を変えたりする小さな改善を継続します。

大規模に作り直すより、月単位で仮説と検証を回す方が、費用を抑えながら問い合わせを伸ばせます。

サイトは「育てる」ものという前提を持つことが、長期的な成果につながります。

【独自調査】BtoBサイト制作・運用の実態

ここまで解説した構成や運用の考え方が、実際のBtoBサイト制作でも重視されているのかを確認するため、GAMADASでは独自アンケートを実施しました。

クラウドワークスを利用し、BtoBサイト・法人向けサイトの制作やリニューアル、運用、発注などに関わった方100名から回答を得ています。

65%が「サイト経由の問い合わせが増えた」と回答

サイト経由の問い合わせの変化を聞いたところ、「増えた」と回答した方が65%で最多でした。

「変わらない」は29%、「計測していない」は4%、「減った」は2%となっています。

今回の結果から、BtoBサイトの制作や改善が、問い合わせの増加につながる可能性があることが分かります。

ただし、サイトを公開しただけで自動的に成果が出るわけではありません。サービスページや導入事例、問い合わせ導線を継続的に見直し、どのページや経路から反応が生まれているかを計測することが重要です。

デザインよりも「サービス説明」と「導入事例」が重視されている

BtoBサイトで重視した要素を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「サービス説明」の57%でした。

次いで「導入事例」が49%、「問い合わせ導線」が46%、「会社情報・信頼性」が43%となっています。一方、「デザイン」は25%にとどまりました。

※複数回答の設問のため、割合の合計が100%を超えます。

デザインは、企業イメージや情報の読みやすさを左右する重要な要素です。しかし、見た目を整えるだけでは、問い合わせにはつながりません。

顧客が抱える課題に対して何を提供できるのかを明確にし、導入事例や会社情報で信頼性を補ったうえで、問い合わせや資料ダウンロードへ進みやすい導線を整える必要があります。

成果が出るまでには3〜6か月かかるケースが多い

サイトの成果が出るまでにかかった期間では、「3〜6か月」が52%で最多でした。

次いで「6〜12か月」が23%、「3か月以内」が15%となっており、全体の75%が成果を感じるまでに3〜12か月かかったと回答しています。

この結果からも、BtoBサイトは公開直後の数字だけで評価するのではなく、数か月単位で運用と改善を続けることが重要だと分かります。

アクセス状況や問い合わせ内容を確認しながら、説明が不足しているページを補ったり、CTAの文言や配置を見直したりすることで、徐々に成果へつなげていく必要があります。

今回の調査結果から、BtoBサイトで成果を出すには、サービス内容や導入事例といった判断材料を揃え、問い合わせ導線を整えたうえで、公開後も継続的に改善することが重要だと考えられます。

※調査主体:株式会社GAMADAS
※調査方法:クラウドワークスによるインターネット調査
※調査対象:BtoBサイト・法人向けサイトの制作、リニューアル、運用、発注などに関わった方
※有効回答数:100件
※複数回答の設問は、割合の合計が100%を超えます。

BtoBサイト制作で失敗しないための注意点

最後に、BtoBサイト制作でつまずきやすいポイントを整理します。これらは構成や進め方が正しくても、見落とすと成果を損なう要素です。

目的を欲張って総花的にしない

問い合わせ・採用・ブランディングなど、複数の目的を一つのサイトに詰め込むと、訴求がぼやけて主目的が埋もれます。優先順位を明確にし、最も重要な目的に動線を集中させることが成果への近道です。

安さだけで判断しない

制作費の安さだけで選ぶと、計測設計や公開後の改善まで含まれていないことがあります。一方で、必要十分な範囲に絞れば費用は抑えられます。重要なのは金額の絶対値ではなく、成果に必要な要素が含まれているかです。まず小さく公開して反応を見る進め方なら、初期投資を抑えながら改善に回せます。

公開後の運用体制を決めておく

誰がアクセスを見て、誰が改善を判断するのかを決めないまま公開すると、サイトが放置されがちです。月1回でも数値を確認し、次の打ち手を考える体制を制作段階から想定しておくことが、継続的な成果につながります。

まとめ・お問い合わせ・無料相談

BtoBサイト制作で問い合わせを増やす鍵は、目的とターゲットを定め、必要な7要素を揃え、公開後に運用で磨き続けることです。見た目より「誰の・どの不安を・どの導線で解消するか」の設計が成果を分けます。

弊社(GAMADAS)では、成果から逆算したBtoBサイト制作を支援しています。何を載せれば問い合わせが増えるか分からない、まず小さく始めて反応を見たいといったご相談に対応しています。詳細は下記のサービスページからお気軽にお問い合わせください。

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