
サービス: Studioサイト制作代行
納期: 約5ヶ月(2025年9月〜2026年1月公開)
有限会社EOSplus様は、住宅から公共施設・生産施設まで幅広い建築領域の設備設計を担い、さらに Press(掲載実績) や Team(人・体制) も強みとしてお持ちでした。
一方で、Web上では魅力が十分に伝わり切らず、以下の課題が顕在化していました。
強みが一言で伝わりづらい
「設備設計」「環境提案」「照明デザイン」など専門性が高く、初見ユーザーが理解するまでに時間がかかる。
実績・掲載情報の“探しにくさ”
Works(実績)や Press(掲載)の量が増えるほど、導線や整理方法が重要になるが、一覧性・回遊性に改善余地があった。
採用ページの情報不足・応募動線の弱さ
仕事内容/求める人物像/チーム体制など、応募判断に必要な情報がまとまっていないと離脱が起きやすい。
問い合わせの目的が分岐できない
「依頼」「相談」「採用」など、目的が異なるユーザーが同じ入口に集まり、コミュニケーションコストが上がりやすい。
課題を踏まえ、サイトを単なる「会社案内」ではなく “信頼形成と意思決定を前に進める営業・採用の基盤” として再設計しました。
1.情報設計(IA)
TOP / ABOUT / WORKS / PRESS / TEAM / CONTACT / RECRUIT の7導線で整理
2.コンテンツ設計
ABOUTで「理念+会社情報(沿革・実績・有資格者など)」を一括で信頼形成
WORKSは“用途カテゴリ”で整理し、初見でも迷わない入口設計
PRESSは掲載物を一覧化し、第三者評価(社会的証明)を最大化
TEAMは“人の顔”を前面に出し、体制の厚みと安心感を可視化
RECRUITは「仕事内容→魅力→人物像→体制→応募方法」の順に意思決定導線を構築
3.UI / デザイン
余白・タイポグラフィ・写真主導のミニマル設計(信頼感/品位/視認性)
4.問い合わせフォーム改善
問い合わせ目的(依頼/相談/採用/その他)を分岐し、対応の精度と速度を高める設計
定量・定性の両面で、「迷わず理解できる」「意思決定しやすい」状態を実現しました。
目的別導線が明確になり、回遊性が向上
Works / Press / Team が“根拠”として機能し、閲覧の流れが自然に繋がる構造に。
採用ページの情報密度が上がり、応募判断がしやすく
仕事内容・やりがい・人物像・チーム体制を整理し、応募までの心理的ハードルを低減。
問い合わせの質が改善
問い合わせ種類を分岐したことで、初動対応がスムーズになり、やり取りの往復を削減。
ブランドの“格”が整い、紹介・採用・協業の場面で提示しやすいサイトへ
ミニマルな設計により、専門性が高い領域でも「整っている会社」という印象形成に寄与。
納品後にマニュアルをお渡し社内で更新できる体制へ
クライアント側で更新可能な運用体制の構築
既存情報の棚卸し(実績、掲載、チーム、採用、会社情報)
想定ユーザーの整理(依頼検討/協業検討/採用応募)
運用要件の確認(Studio前提)
どの情報が増えるか、どの頻度で更新するか、誰が触る可能性があるかを整理し、更新しやすい構造へ落とし込みました。

制作にあたり、次の点を整理・設計した上で制作に着手しました。
TOP:写真+News+Works+Pressで“短時間で信頼形成”
ABOUT:理念+会社の根拠情報(沿革・実績・有資格者等)を整理して提示
WORKS:用途カテゴリで入口を明確化(迷わず探せる)+プロジェクトの広がりも可視化
PRESS:第三者評価を一覧で見せ、信頼を積み上げる
TEAM:顔と役割を見せ、体制の厚みを直感的に伝える
RECRUIT:判断材料→募集要項→応募の流れを一本化
CONTACT:会社情報+アクセス+フォームで迷いなく行動できる導線

設備設計は“専門性が高い=初見で判断しづらい”ため、単に情報を置くのではなく、ユーザーの理解が進む順番を設計しました。
TOPで空気感(写真)+News/Works/Pressを配置
Worksで実績の具体性を提示(「どんな案件をやっているか」)
Pressで第三者評価を提示(「外部から評価されているか」)
Teamで体制と人を提示(「誰がやるか」)
最後に Contact / Recruit で行動(相談・応募)へ
→ “会社案内”ではなく、意思決定を前に進めるサイト導線にしています。

News / Works / Press / Recruitは、公開後に情報が増え続けるカテゴリです。
ここを更新が重い設計にすると、価値が積み上がらず“止まる”ので、Studioの特性を活かして 更新が止まらない構造にしました。
一覧はカード設計で統一(追加しても崩れにくい)
文字量に上限を持たせ、タイトルと補足の2階層で収める
画像比率を揃え、追加時に見た目の品質が保たれるよう設計
→ Studio運用で起きがちな「追加するとガタつく」を潰し、“増えるほど強くなる”デザインにしています。

実績が多い会社ほど、ユーザーは“全部は読めない”ので、最短で自分の関心に到達できる入口が必要です。
Worksを用途カテゴリで見せ、初見でも迷わない探索体験にしました。
「住宅/公共/学校/医療福祉/商業宿泊/工場・生産施設」等、用途理解で分岐
一覧の視線誘導は「画像→カテゴリ→タイトル」の順に固定
追加更新しても一定の品質を保つよう、カード内の情報を最小限に
“見せたい実績”ではなく、“ユーザーが探したい実績”基準で組み立てています。

Press(掲載実績)は、BtoBで効く「第三者評価」の塊です。
ここは“丁寧に説明”よりも、一覧で量と幅を一目で見せる方が信頼形成に効きます。
見せ方はシンプルに(表紙 → 媒体名/号数/年)
一覧密度を調整し、スクロールで“積み上がり”を体感させる
Studioで追加しやすい形式にして「掲載は増えるほど価値になる」設計へ
Pressは“読むページ”というより、信頼を短時間で獲得するページとして設計しています。
BtoBにおける専門サービスは最終的に「誰が担当するか」で判断されます。
Teamは、スペック情報だけでなく、安心感・誠実さ・チームの厚みが伝わるよう、写真の見せ方を中心に設計しました。
ダークトーンで世界観を独立させ、ポートレートを主役に
肩書→名前→役割の順で読ませ、誰が何を担うかが一目で分かる
写真のトーンを揃え、ブランドの統一感を担保
“採用のため”だけでなく、依頼側の安心材料にもなるページです。

採用ページは“募集要項を並べる”だけでは応募されません。
ユーザーが知りたい順に、概要→魅力→人物像→体制→応募の流れで組みました。
先にカードで要点を提示(仕事内容/魅力/人物像/チーム)
募集要項はアコーディオン等で整理し、情報過多で疲れさせない
応募方法は視認性高いCTAで明確化
Studioでも編集しやすい構造にして、募集内容の更新がしやすい状態にしています。

問い合わせは“迷わせた瞬間に離脱”が起きます。
そこで、フォーム内で目的を分岐し、入力も最短で終わるよう整理しました。
問い合わせ種別(依頼/相談/採用/その他)を明確に
必須表示・入力順の整備で迷いを削減
会社概要・アクセス・フォームを1ページで完結
運用側の初動も速くなるため、ユーザー体験と業務効率を同時に改善します。

建築・設備領域は、派手さよりも 精度・誠実さ・堅実さ が信頼に直結します。
そのため、装飾を増やすのではなく、余白と整列で“仕事の丁寧さ”を伝える設計にしました。
余白は広めに取り、情報の格を上げる
文字と写真の整列で、視線の迷いをなくす
パーツの数を抑え、コンテンツの信頼性を引き立てる
設備設計は文章で説明すると難しくなりがちです。
そこで、ファーストビューやWorksの写真を主役にし、“どんな建築に関わっている会社か”を直感で理解できるようにしました。
TOPは写真で第一印象を決定
Worksは写真で興味を引き、必要なテキストだけ添える
Pressは表紙で社会的証明を瞬時に理解させる
テキスト量が増えるほど、デザインは“読みやすさ”が価値になります。
見出し→要点→補足の階層を明確にし、視線誘導で理解を助けました。
見出しは余白と字間で“品位”を作る
本文は行間を広めにし、読み疲れを防ぐ
小さな注釈はコントラストを落として主役を邪魔しない
今回は「ミニマルでありながら、作り込みの質感が伝わる」バランスを狙っています。
コンポーネントの統一(共通パーツ)で全体の質を担保
写真比率と余白ルールを定義し、追加しても崩れない
シンプルな分、ディテール(間隔・整列・行間)で差をつける
Teamページをダークトーンにするなど、ページごとに“体験の温度”を切り替えています。
これは装飾のためではなく、記憶に残すための演出です。
白:情報を正確に読む(About/Works/Contact)
黒:人の印象を残す(Team)
役割が変わると自然に気持ちが切り替わり、回遊が続く
制作期間中は複数回メールで確認を行い、Topページの実例画像の見せ方やWorksページの詳細について繰り返し調整。
Studio上でプレビューしながら、ブレイクポイント別に以下を微調整しました。
見出し階層、行間、段落間のリズム
一覧(Works/Press)の密度と視線誘導
スマホ時の画像比率・カラム落ち・タップ領域
Recruitの情報量(読める量)と詳細表示のバランス
Studio上ではリアルタイムのプレビュー共有が可能なため、細かな修正もスムーズに進められるのが特徴です。

完成版は、閲覧者が「実績→掲載→人→相談/応募」と自然に進める構造になっています。
さらにStudioで構築したことで、公開後も更新・改善が止まらない状態を作れた点が大きな価値です。
追加更新で崩れやすい箇所(カード・一覧)の“崩れにくい設計”
フォームの必須表示・種別選択で迷わせない
共通パーツ化で全ページの品質を一定に(更新コストを下げる)
外部埋め込み(Map等)を含めても、ページの余白設計が破綻しないレイアウト設計
将来的に社内にて自社サイトを更新する際に備え、基本的な操作手順をまとめた資料をご提供させていただきました。
今後も必要に応じて、更新などのサポートをさせて頂く予定です。
有限会社EOSplus
https://www.eosplus.net/
本プロジェクトの担当者

坂本昇
NOBORU SAKAMOTO
WEBデザイナー
公務員として国の業務に従事。その後、Webデザインを学び、現在は株式会社GAMADASに参画し、Webサイト制作を中心に幅広い制作案件を手掛けている。
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