「結婚相談所のホームページを作りたいが、何を載せれば無料相談につながるのかわからない」という相談をよくいただきます。
連盟の検索ページや紹介で会員さんが来ている相談所ほど、自社サイトの役割があいまいなまま古くなっていることが多いです。
結論から言うと、結婚相談所のホームページは「この人になら話してみたい」と思ってもらい、無料相談の予約まで迷わず進んでもらうための場所です。
この記事では、香川県高松市の結婚相談所のサイトを制作した経験をもとに、ホームページで押さえるポイントと、地域名で見つけてもらう集客の考え方を解説します。
目次
- 結婚相談所のホームページは「相談してみたい」と思ってもらうための場所
- 連盟のページと自社サイトは役割が違う
- 結婚相談所のホームページ制作で押さえる7つのポイント
- ポイント1:ひと目で結婚相談所と伝わるファーストビューにする
- ポイント2:カウンセラーの顔と言葉を前半に置く
- ポイント3:強みは「選ばれる理由」として数個に絞る
- ポイント4:成婚実績と会員の声は、許可を取ってから見せる
- ポイント5:料金・流れ・よくある質問で、相談前の不安を先に消す
- ポイント6:無料相談の窓口は電話とフォームの両方を常に見せる
- ポイント7:スマホで読みやすく、自分たちで更新できる形にする
- 「〇〇市 結婚相談所」で見つけてもらう集客の考え方
- 結婚相談所のホームページ制作でよくある失敗
- 制作会社に依頼するときに確認したいこと
- まとめ
\結婚相談所の制作実績あり/
【無料】結婚相談所のサイトを相談する結婚相談所のホームページは「相談してみたい」と思ってもらうための場所
結婚相談所への相談は、人生の大切な選択に関わります。
そのため、相談所を選ぶ方は料金表より先に「どんな人が担当してくれるのか」「ここなら大丈夫か」を見ています。
紹介や口コミで相談所の名前を知った方も、多くは連絡する前にホームページで確かめます。
そこで受ける印象が古かったり、誰が運営しているのか見えなかったりすると、せっかくの紹介が相談につながりません。
結婚相談所のホームページに求められるのは、情報の多さではなく安心感です。
カウンセラーの人柄、相談所の方針、料金や流れの分かりやすさが、相談するかどうかを決めます。
連盟のページと自社サイトは役割が違う
IBJなどの連盟に加盟している相談所は、連盟の相談所検索や婚活ポータルにも紹介ページがあります。
「連盟のページがあるから自社サイトはいらない」と考える方もいますが、2つは役割が違います。
| 項目 | 連盟・ポータルの紹介ページ | 自社サイト |
|---|---|---|
| 見る人 | 相談所を比べている人 | 名前を知って確かめに来た人、地域名で探している人 |
| 載せられる内容 | 決められた項目の範囲 | カウンセラーの想い、方針、地域とのつながり、写真や動画 |
| 他社との関係 | 同じ形式で並び、違いが出にくい | 自社のことだけを読んでもらえる |
| ゴール | 比較の候補に入ること | 無料相談を予約してもらうこと |
連盟のページは、比較の候補に入るための場所です。
一方で自社サイトは、候補に入ったあとに「ここに相談しよう」と決めてもらう場所です。
自社サイトでは、連盟のページと同じ情報を並べ直すのではなく、カウンセラーの言葉や、その相談所ならではの支え方を伝えることに力を使います。
結婚相談所のホームページ制作で押さえる7つのポイント
結婚相談所のサイトで、無料相談につながるかどうかを分けるポイントは次の7つです。
- ポイント1:ひと目で結婚相談所と伝わるファーストビューにする
- ポイント2:カウンセラーの顔と言葉を前半に置く
- ポイント3:強みは「選ばれる理由」として数個に絞る
- ポイント4:成婚実績と会員の声は、許可を取ってから見せる
- ポイント5:料金・流れ・よくある質問で、相談前の不安を先に消す
- ポイント6:無料相談の窓口は電話とフォームの両方を常に見せる
- ポイント7:スマホで読みやすく、自分たちで更新できる形にする
以下、順に解説します。
ポイント1:ひと目で結婚相談所と伝わるファーストビューにする
サイトを開いた瞬間に何の事業か伝わらなければ、婚活中の方は内容を読む前に離れてしまいます。
おしゃれさを優先して抽象的な写真とキャッチコピーだけにすると、結婚相談所なのか、ブライダルサロンなのか分かりにくくなります。
ファーストビューでは、結婚をイメージできる写真と、相談所であることが分かる言葉を組み合わせます。
地域名を添えると、地元で探している方に「近くの相談所だ」と伝わります。
GAMADASが制作したウィンクブライダル様の公式サイトでも、結婚をイメージさせるビジュアルとメッセージを組み合わせ、ひと目で結婚相談所とわかる表現を優先しました。
ポイント2:カウンセラーの顔と言葉を前半に置く
結婚相談所は、カウンセラーとの相性で選ばれる仕事です。
誰が話を聞いてくれるのか分からないままでは、悩みを打ち明ける気持ちになれません。
代表やカウンセラーの写真、なぜこの仕事をしているのかという言葉は、ページの後ろではなく前半に置きます。
文章だけで伝えにくい人柄は、短い動画にすると伝わりやすくなります。
ウィンクブライダル様のサイトでは、ファーストビューに続けて代表カウンセラーのメッセージと動画を配置しました。
どんな人が支えてくれるのかが最初に分かることで、相談先の顔が見える安心感につなげています。
ポイント3:強みは「選ばれる理由」として数個に絞る
結婚相談所の運営者は、会員さんへの想いが強い方がほとんどです。
その想いを全部書こうとすると、文章が長くなり、肝心の強みが文字の多さに埋もれてしまいます。
強みは「選ばれる理由」として3〜5個に絞り、番号を付けて並べると、比べている方にも伝わりやすくなります。
1つの理由には、見出しと2〜3行の説明だけを付け、詳しい想いは代表メッセージのページに回します。
ウィンクブライダル様では、親子二代のサポート、30年の信頼、紹介・口コミ、成婚までの伴走という4つの強みを「選ばれる理由」として整理し、TOPページの前半で読めるようにしました。
旧サイトではこうした強みが十分に伝わっていなかったため、構成とコピーライティングから見直しています。
ポイント4:成婚実績と会員の声は、許可を取ってから見せる
成婚した方の写真や声は、結婚相談所のサイトで最も説得力のある情報です。
一方で、婚活はとても個人的なことなので、扱いを間違えると信頼を失います。
掲載の範囲を本人に確認し、記録を残す
写真、お名前、年代、お住まいの地域、コメントのうち、どこまで載せてよいかを一人ずつ確認します。
口頭のやりとりだけで済ませず、メールや書面で同意を残しておくと、あとで食い違いが起きません。
掲載をやめてほしいと言われたときに、すぐ外せる形にしておくことも大切です。
顔を出せない声は、イニシャルと年代で見せる
顔写真や実名を出せる方は多くありません。
その場合は「30代女性・活動期間8か月」のように、イニシャル・年代・活動期間で書くと、読む方が自分と重ねやすくなります。
写真の代わりに、お二人の後ろ姿や手元、ブーケなどの写真を使う方法もあります。
成婚の数字を出すなら、数え方と期間を添える
成婚数や成婚率を載せる場合は、何をもって成婚と数えているのか、いつからいつまでの数字なのかを添えます。
成婚の数え方は相談所や連盟によって違うため、根拠のない数字は比較している方に不信感を持たれます。
ポイント5:料金・流れ・よくある質問で、相談前の不安を先に消す
結婚相談所を探している方が気にしているのは、料金、入会までの流れ、自分の年齢や状況で利用できるかの3つです。
これらがサイトで分からないと、「相談したら入会を勧められるのでは」と身構えて、連絡をためらいます。
料金は、入会金や月会費だけでなく、お見合いや成婚のときにかかる費用まで書いておくと安心してもらえます。
無料相談から入会、お見合い、交際、成婚までの流れは、図や番号付きの手順で見せます。
よくある質問では、利用者の年代、年齢制限、再婚の方の利用、親御さんからの相談の可否など、相談所ごとに聞かれる質問に先回りして答えます。
ウィンクブライダル様のサイトでも、料金プランの案内で「お見合い料無料」を伝え、よくある質問で利用者の年代や年齢制限に答えるようにしました。
成婚までの流れ・料金プラン・初めての方への案内・よくある質問をTOPページから案内し、相談前の疑問を順に解消できる構成にしています。
ポイント6:無料相談の窓口は電話とフォームの両方を常に見せる
婚活の相談は、思い立ったときに連絡したくなるものです。
そのときに窓口がすぐ見つからなければ、気持ちが冷めてしまいます。
電話番号と受付時間をヘッダーに出す
結婚相談所の利用者には、フォームより電話で話したい方も少なくありません。
ヘッダーに電話番号と受付時間を常に表示しておくと、どのページからでもすぐに連絡できます。
スマホでは、番号をタップするとそのまま発信できるようにします。
フォームは項目を絞り、「相談しても入会しなくてよい」と書く
無料相談のフォームは、お名前・連絡先・希望日時など、最初の連絡に必要な項目だけにします。
フォームの近くに「相談だけでも大丈夫です」「無理な勧誘はしません」と書いておくと、不安を抱えたままの方も一歩を踏み出しやすくなります。
ウィンクブライダル様のサイトでは、ヘッダーに電話番号と受付時間、お問い合わせボタンを常に表示し、ページ下部にはメールと電話の窓口を並べました。
問い合わせの導線全般の改善方法は、ホームページで問い合わせを増やす7つの方法でも解説しています。
ポイント7:スマホで読みやすく、自分たちで更新できる形にする
婚活中の方の多くは、仕事の合間や夜にスマホで相談所を調べます。
パソコンで見たときの見栄えだけで作ると、スマホでは文字が小さく、料金表や流れが読みにくくなります。
ウィンクブライダル様の旧サイトも、スマホで見づらく、手元で情報を確かめにくいことが課題になっていました。
リニューアルでは、スマホでの閲覧を前提に読みやすいレイアウトにしています。
お知らせやブログは、相談所の中で更新できるようにする
イベントやお見合いパーティーの告知、成婚の報告、休業日のお知らせは、相談所の側ですぐ更新したい情報です。
更新のたびに制作会社へ依頼する形だと、手間と時間がかかり、情報が古いまま残りがちです。
GAMADASでは、ノーコードで作れるStudioで制作し、お知らせやブログを相談所の方が自分で更新できる形にしています。
ウィンクブライダル様のサイトにも、相談所の近況を発信できるお知らせ・ブログのセクションを設けました。
Studioで更新できる範囲は、StudioのCMSで作れるものと設計の勘所で詳しく紹介しています。
\スマホと更新まで設計/
【無料】結婚相談所のサイトを相談する「〇〇市 結婚相談所」で見つけてもらう集客の考え方
結婚相談所を探す方の多くは、「高松市 結婚相談所」のように地域名を入れて検索します。
来店して相談する仕事なので、通える範囲かどうかが最初の条件になるからです。
地域名と、通いやすさの情報をページに書く
TOPページやアクセスのページに、市区町村名、最寄り駅、駐車場の有無、来店とオンラインのどちらで相談できるかを書きます。
対応している地域が複数あるなら、その地域名も文章の中で触れておきます。
Googleビジネスプロフィールを整える
地域名で検索すると、検索結果の上の方に地図と店舗の一覧が出ることがあります。
Googleビジネスプロフィールに営業時間、写真、ホームページのURLを正しく登録し、地図からサイトや電話に進めるようにします。
ブログは、地域と婚活の悩みを組み合わせて書く
「婚活のコツ」のような一般的な記事は、大手の婚活メディアやAIの回答と競うことになります。
それよりも、地元でのお見合いの場所選びや、相談所に寄せられる質問への答えなど、自分たちにしか書けない内容のほうが読まれ、相談にもつながります。
紹介・口コミ・SNSの行き先をホームページにする
結婚相談所の集客は、紹介と口コミが大きな柱です。
紹介された方やSNSで知った方が確かめに来る先がホームページなので、ここが整っていることが他の集客の効果も左右します。
問い合わせ後のやりとりを続けたい場合は、LINE公式アカウントで相談の予約や日程調整を受ける方法もあります。
結婚相談所のホームページ制作でよくある失敗
結婚相談所のサイト制作でよく見かける失敗は、次の4つです。
連盟のページと同じ情報を並べ直している
加盟している連盟の説明や会員数が中心になり、その相談所ならではの支え方が見えないサイトです。
連盟の情報は他の加盟店と同じなので、相談先を選ぶ決め手になりません。
想いを長い文章で書き切ろうとしている
想いが強いほど文章は長くなりますが、スマホで長文を最後まで読む方は多くありません。
伝えたいことは「選ばれる理由」と代表メッセージに分けて、短く区切ります。
かわいさを優先して、信頼感が抜けている
明るくやわらかいデザインは、婚活の不安を和らげるうえで大切です。
ただし、かわいさだけを優先すると、人生の相談をする先としての落ち着きが失われます。
ウィンクブライダル様でも、ご希望の明るいピンクを基調にしながら、相談先としての落ち着きと信頼感を損なわないよう配色や写真を選びました。
公開したあと、問い合わせの状況を見ていない
サイトは公開してからが本番です。
どのページから無料相談の予約が入っているか、電話とフォームのどちらが多いかを見ながら、導線を少しずつ直していきます。
制作会社に依頼するときに確認したいこと
結婚相談所のホームページ制作を依頼するときは、次の点を確認しておくと進めやすくなります。
- 構成やコピーライティングまで任せられるか
- 写真の撮影や手配に対応できるか
- スマホでの見え方を前提に設計してくれるか
- 公開後に、お知らせやブログを自分たちで更新できるか
- 更新の方法を教えてもらえるか
費用は、ページ数、写真撮影の有無、文章を誰が書くか、予約フォームなどの機能で変わります。
費用の決まり方はホームページ制作の相場の記事で、GAMADASの料金はStudio制作のサービスページで紹介しています。
開業に合わせてサイトを作る場合は、開業にホームページは必要かの記事もあわせてご覧ください。
まとめ
結婚相談所のホームページは、紹介や検索で知った方に「この人になら話してみたい」と思ってもらい、無料相談の予約まで進んでもらうための場所です。
連盟のページと同じ情報を並べるのではなく、カウンセラーの顔と言葉、絞り込んだ選ばれる理由、許可を取った成婚者の声で、自分たちらしさを伝えます。
そのうえで、料金や流れを分かりやすく示し、電話とフォームの窓口をスマホでも常に見せることが、相談の予約につながります。
GAMADASでは、結婚相談所のサイトの構成提案、コピーライティング、デザイン、Studioでの実装までを一貫して担当しています。
制作の進め方は、ウィンクブライダル様の実績ページで詳しく紹介しています。




