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BtoBサイトのデザインは「おしゃれさ」だけで成果が決まりません。
大切なのは、比較・稟議を進めるために必要な情報へ迷わず辿り着けて、問い合わせ/資料請求まで自然に進める“設計”です。
とはいえ、設計の正解は文章だけでは掴みにくいもの。
そこで本記事では、BtoBサイトの参考デザインをコーポレート/サービス別に12社厳選し、真似すべきポイントを短評でまとめました。
なお本記事は、GAMADASがBtoBサイト制作で重視している「価値→根拠→行動」まで迷わない情報設計の観点で整理しています。
まずはその観点を、実案件の制作事例で一度だけ確認してから、参考デザイン12選に進みます。
目次
本編に入る前に、参考としてGAMADAS制作のBtoBサイトを1件だけ掲載します。
参考デザインの見方を揃えるための例としてご覧ください。

空調フィルターの販売からメンテナンスまで一貫して提供するBtoB企業です。
今回紹介する“参考デザインの見方”を、実案件で確認できる例として先に置きます。
参考リンク:CFサービス公式サイト/推奨ページ(業務内容)
・推奨ページ(判断材料が揃う)

取り入れたいポイント
トップで「何の会社で、何を提供しているか」を掴ませ、詳細(業務/製品)へ迷わず進める導線
比較・稟議で必要になりやすい情報へ辿り着きやすいページ設計
次アクション(お問い合わせ)までの距離が短い
制作時の工夫を下記記事でまとめておりますので、ご覧ください。
https://gamadas.jp/cases/cfservice
ここからは、BtoBサイトのデザインを「見た目」ではなく“設計”として捉えるために、まず前提となる考え方を整理します。

BtoBサイトのデザインは「見た目」だけでは成果が決まりません。
重要なのは、比較・稟議に必要な情報へ迷わず辿り着ける情報の順番と導線です。
価値→根拠→行動(問い合わせ/資料請求)が自然につながる“設計”が本質になります。
BtoBサイトのデザインというと、配色や余白、写真の美しさなど「見た目」を思い浮かべがちです。
もちろん見た目の良さは信頼の一部になります。
ですが、BtoBで成果を分ける核はそこではありません。
訪問者が迷わず検討を進められる情報の順番と、次に読むべきページへ自然に導く導線が重要です。
BtoBは意思決定が複数人になりやすく、検討期間も長くなりがちです。
だからこそサイト側は、「この会社に相談する理由」が腹落ちするまでの道筋を用意する必要があります。
具体的には、価値(何がどう良くなるか)→根拠(実績・事例・数字)→行動(問い合わせ/資料請求)が途切れないこと。これがBtoBにおける“デザイン=設計”の基本です。
BtoBでは「良さそう」で終わらず、そのあとに比較・稟議が待っています。ここで判断材料が揃っていないと、検討が止まりやすくなります。
たとえば、料金の目安が全く分からない、導入事例が薄い、導入までの流れや体制が見えない――こうした状態だと、担当者は社内に説明できず、結果として“保留”になりがちです。
だからこそBtoBサイトは、見た目を整えるだけでなく、料金/事例/導入フロー/(必要なら)FAQ/体制など、比較・稟議で必ず出てくる論点を先回りして用意することが大切です。

BtoBサイト改善が難しく感じる原因のひとつが、「目的の違う情報を1つの型でまとめようとする」ことです。
まずはサイトを大きくコーポレートサイトとサービスサイトに分けて、評価軸(=正解)を固定すると判断がブレません。
コーポレートサイトは、企業としての信頼を作り、必要情報へ最短で到達させるのが役割です。
会社情報、事業、ニュース、IR、採用など、情報量が増える前提で設計します。
ここで重要なのは「情報を増やさない」ことではなく、迷わせない分類と導線を作ること。メニューの切り方、主要コンテンツへの入口、検索性(探しやすさ)が効きます。
サービスサイトは、特定サービスの検討を進めて、問い合わせや資料請求へ繋げるのが役割です。
基本は、強み(価値)→根拠(実績・事例・数字)→比較情報(料金目安/導入フロー等)→CTA。
この流れが自然につながっているほど、社内説明もしやすく、次アクションに進みやすくなります。

事例を見る前に、ここだけ押さえればOKです。
FVで「誰に・何の価値か」が一言で分かる
次に気になる(事例・料金・違い)へ迷わない導線がある
根拠(実績/事例/数字)が“判断材料”として具体的
CTAが段階的(資料/相談/問い合わせ等)
比較・稟議に必要な情報が最低限揃う(料金目安・導入フロー等)
コーポレートサイトは、信頼を作りつつ「必要な情報に最短で到達させる」設計が重要です。
情報量が増える前提で、分類・入口・探しやすさが上手い6社を厳選しました。スクショは“情報到達が分かるページ/範囲”を指定します。

総合商社のコーポレートサイト。情報量が多い企業の「入口設計」が参考になります。
更新情報と主要導線の整理がうまく、目的の違う訪問者でも迷いにくい構成です。
参考リンク: 三菱商事 公式サイト / 推奨ページ(IR)
・推奨ページ(IR:信頼材料の整理)

取り入れたいポイント
信頼材料(資料・実績・開示情報)を「迷わず辿れる場所」に集約する
目的別の入口を大きな単位で整理し、情報到達を短くする

BtoB領域の支援(コンサル/マーケ)サイト。信頼形成の設計が学べます。
価値提案の近くに根拠を置き、初見の不安を早めに解消する流れが強みです。
参考リンク:才流公式サイト /推奨ページ(事例・実績)
・推奨ページ(事例・実績:判断材料)

取り入れたいポイント
事例ページが「判断材料」として機能しているかが鍵
見やすく整理された事例は、比較・稟議に回しやすい根拠になる

Web制作・改善支援会社。実績の見せ方と、用途別の整理が参考になります。
「自社に近い参考」を探しやすい実績ページの作りが強みです。
・推奨ページ(実績:探しやすさ=信頼)

取り入れたいポイント
実績は「用途別(コーポレート/採用/サービス等)」に分けると比較しやすい
実績ページの“探しやすさ”そのものが、信頼の裏付けになる

空間・オフィス領域のサイト。検討期間が長い商材の見せ方が学べます。
事例を軸に「任せて大丈夫」を作り、検討を前に進める設計が強いです。
参考リンク:GOOD PLACE 公式サイト / 推奨ページ(WORKS)
・推奨ページ(WORKS:事例で納得を作る)

取り入れたいポイント
高単価商材は事例が最大の説得材料。まず事例に辿り着ける導線を作る
実績一覧はカテゴリ化/絞り込みで“比較しやすさ”を担保する

製造業向けの製品情報が多い企業サイト。「探しやすさ」設計の代表例です。
目的が“探す/調べる”に直結する入口を作り、情報収集のストレスを減らしています。
参考リンク:キーエンス 公式サイト / 推奨ページ(商品情報)
・推奨ページ(商品情報:カテゴリ一覧)

取り入れたいポイント
情報量が多いほど、検索・カテゴリ・用途など“探索の入口”が価値になる
入口を強くするだけで、検討のスピードと満足度が上がる

Web集客支援会社のサイト。サービスが多い企業の情報整理が参考になります。
最初に“大枠で分類”してから詳細へ誘導し、迷子を作りにくい構成です。
参考リンク:デジタルアスリート 公式サイト / 推奨ページ(支援事例)
・推奨ページ(支援事例:根拠)

取り入れたいポイント
最初に“大枠の分類”を見せてから詳細へ誘導すると、理解が速い
事例を整理して出すと、問い合わせ前の不安を減らせる
サービスサイトは、検討を進めて問い合わせ/資料請求へ運ぶ設計が重要です。価値→根拠→比較情報→CTAが強い6社を厳選しました。スクショは各社の強みが一番出るページを1枚に絞り、真似ポイントを短くまとめます。

法人向け採用サービス。差別化が難しい領域の“比較の見せ方”が学べます。
費用など稟議で必ず出る論点を、ページで先回りしているのが強みです。
参考リンク:ビズリーチ 公式サイト / 推奨ページ(料金・費用)
・推奨ページ(料金・費用:稟議の材料)

取り入れたいポイント
BtoBは「費用の説明」がボトルネックになりがち。料金ページが整理されていると検討が止まりにくい
比較軸を明示すると、社内説明が進みやすい

電子契約サービス。検討初期〜比較までの導線づくりが参考になります。
段階的なプラン提示で、比較検討を前に進めやすい構造です。
参考リンク:クラウドサイン 公式サイト / 推奨ページ(料金プラン)
・推奨ページ(料金プラン:比較)

真似ポイント
段階プランの比較があると、検討が前に進みやすい
料金を出しづらい場合でも「比較材料の置き方」として応用できる

BtoB向けサービス。事例で根拠を作り、検討を前に進める型が学べます。
高単価寄りの商材ほど、事例の見せ方が成果に直結します。
参考リンク:Sales Marker 公式サイト / 推奨ページ(導入事例一覧)
・推奨ページ(導入事例:根拠の集合)

取り入れたいポイント
事例は“納得の根拠”。一覧を探しやすくすると比較検討が進む
業界別/課題別など、稟議で使える切り口で整理すると強い

資料作成代行サービス。依頼までの導線と、判断材料のまとめ方が参考になります。
検討時に気になる「プラン差・進め方」が同じ流れで理解できるのが強みです。
参考リンク:c-slide 公式サイト / 推奨ページ(スタンダードプラン)
・推奨ページ(プラン詳細:判断材料の集約)

取り入れたいポイント
比較→不安解消→行動までが1ページで完結しているのが強い
料金・流れ・違いを近い距離で見せると、検討が止まりにくい

技技術系プロダクト紹介です。
文章だけでは伝わりにくい価値を、用途や視覚情報で理解させる設計が学べます。
参考リンク:ブリヂストン 公式サイト / 推奨ページ(動画)
・推奨ページ(動画:ユースケースの理解)

取り入れたいポイント
技術系は動画で“動き”を見せると理解が一気に進む
用途→効果→仕様の順で見せると、検討初期の離脱を減らせる

マーケ領域の情報・資料提供が強いサイトです。
いきなり問い合わせが重い層を、資料DLなどの軽い行動で前に進める設計が参考になります。
参考リンク:ferret 公式サイト / 推奨ページ(お役立ち資料一覧)
・推奨ページ(資料一覧:軽いCTA)

取り入れたいポイント
資料DLを入口にすると、信頼→関心→次アクションへ進めやすい
資料をカテゴリで探しやすく整理するだけでも、獲得導線として機能する
参考デザインは、ただ眺めるだけだと自社に活かしづらいものです。
ここでは記事内の12社(コーポレート6/サービス6)を使って、各サイトの「見るべきページ」で押さえるポイントを、自社サイトの改善に落とし込むための最短手順だけを整理します。
自社に近い3社を選ぶ(業界・単価・検討期間が近いほど再現しやすい)
指定ページを確認し、「一言の価値」「根拠の置き方」「次に気になる導線」「CTA」をメモする
自社サイトに戻り、修正はこの順で進める(最短で効く)
FV(価値+信頼) → 事例/料金への導線 → 根拠(事例の粒度) → CTA(段階) → 回遊(フッター/内部リンク)
BtoBサイトのデザインは「見た目」ではなく、情報の順番と導線が成果を左右します。
比較・稟議で止まらないように、価値→根拠→行動(問い合わせ/資料請求)が自然につながる設計を作ることが重要です。
本記事では参考デザイン12選を、信頼と情報到達のコーポレート6選と、検討を進めて行動につなげるサービス6選に分け、各社「見るべきページ」を1つに絞って紹介しました。
自社に近いサイトを3つ選び、見どころ(FV・根拠・比較情報・CTA)をチェックしたうえで、まずは影響の大きい箇所から取り入れていきましょう。
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