サービス:公式LINE構築(LINE公式アカウント+L Message)。進め方と料金はLINE運用代行のページで紹介しています。
納期:2026年6月1日〜2026年6月24日(約1ヶ月)+公開後1ヶ月の運用サポート
課題
- 派遣で働いている方、これから派遣を検討している方など、立場の異なる登録者に同じ内容しか届けられなかった
- 6月に控えたイベントに向けて、LINEで集めた友だちを申込につなげる導線が必要だった
- 公開後に協会のご担当者様だけで配信・更新を続けられる体制が必要だった
実施内容
- LINE公式アカウントと配信ツール「L Message(エルメ)」の連携・初期設定
- 友だち追加直後のあいさつメッセージと、立場・関心を伺うアンケートを設計し、回答に応じて自動でタグ付け
- アンケート未回答の方へのリマインド配信(翌日・3日後・7日後の3回で終了)
- アンケート回答後のステップ配信で、協会と「夢キャリ」の紹介、イベント一覧、無料の個別相談をご案内
- 立場・関心別のセグメント配信と、イベント告知・前日/当日リマインド・翌日フォローの配信テンプレートを作成
- リッチメニューのデザイン・実装
- メッセージをくださった方へ、お問い合わせフォームを自動でご案内する自動応答
- 運用マニュアルの作成と、協会ご担当者様向けのオンライン説明会
成果
- 友だち追加からアンケート、タグ付け、ステップ配信までが自動で回る状態を構築
- 構築の着手から約3週間で公開準備が完了し、6月のイベントに間に合うスケジュールで納品
- 協会のご担当者様が、配信・アンケート作成・リッチメニューの変更をご自身で行える運用体制を整備
担当者コメント
今回は、日本人材派遣協会様が運営する派遣社員向けキャリア形成支援プログラム「夢キャリ」の公式LINE構築を担当しました。
いちばん大切にしたのは、友だち追加してくださった方に「自分に関係のある情報だけが届く」と感じていただくことです。そのために、友だち追加の直後に立場と関心を伺い、その回答をもとに配信を出し分ける設計にしました。
当初はもっと多くの設問を考えていましたが、協会様から「複数の立場に当てはまる方がいる」「参加スタイルは開催形態によって答えが変わる」というご指摘をいただきました。そこで初回に必ず伺うのは立場と関心に絞り、参加スタイルなどはイベントごとに伺う形に組み替えています。派遣で働く方を日頃から支援されている協会様の知見のおかげで、答えやすく、配信にも使いやすいアンケートになりました。

プロジェクトの背景
一般社団法人日本人材派遣協会様は、派遣登録・派遣就労中の方に向けて「夢を実現するワーク&ライフキャリア〜派遣社員のためのキャリア形成支援プログラム〜」(夢キャリ)を運営されています。キャリアコンサルティングや、仕事・お金・健康をテーマにしたワークショップ、セミナーに無料で参加できるプログラムです。
こうした機会を派遣で働く方へ継続的に届けるため、すでにお持ちのLINE公式アカウントを活用したいとのご相談をいただきました。6月にイベントの開催を控えていたことから、それに間に合うスケジュールで、構築と公開後1ヶ月の運用サポートをお手伝いすることになりました。
抱えていた課題・情報整理
「夢キャリ」に関心を持つ方は、現在派遣で働いている方、これから派遣を検討している方、派遣以外の働き方をしている方とさまざまです。関心も、自分の強みを整理したい、新しいスキルを身につけたい、派遣の制度を知りたい、キャリアの悩みを相談したいと分かれています。
全員に同じ内容を送り続けると、関心のない通知が増え、ブロックにつながりやすくなります。そこで、友だち追加の時点で「どなたが、何に関心を持っているか」を把握し、それをすべての配信の起点にする方針で設計を始めました。
戦略・要件定義
- 友だち追加の直後に、立場と関心を伺うアンケートへご案内する
- アンケートは全問タップで答えられる形にし、回答率を最優先する
- 回答に応じて自動でタグを付け、立場・関心別に配信を出し分けられるようにする
- イベントや個別相談など、協会様が届けたい案内へ自然につなげる
- 公開後は協会のご担当者様だけで運用できるよう、マニュアルと説明会で引き継ぐ
主要な施策ポイント
①回答率を最優先したアンケート
初回のアンケートは「現在のお立場」と「いま関心があること」に絞り、選択肢をタップするだけで答えられる形にしました。お立場は「最も近いものを1つ」選んでいただく形式にし、複数に当てはまる方でも迷わず答えられるようにしています。回答した内容はそのままタグになり、以降の配信の出し分けに使われます。

②しつこくならないリマインド設計
アンケートに未回答の方には、翌日・3日後・7日後の3回だけご案内し、それ以上は送らない設計にしました。回答した時点でリマインドは自動で止まります。未回答のままの方にも、協会からの一般的なお知らせは引き続き届くようにしています。
③イベントが変わっても書き換えが要らないステップ配信
アンケート回答後には、協会と「夢キャリ」の紹介、紹介動画、イベント一覧、無料の個別相談のご案内が順番に届きます。イベントの案内は、特定の日付を書かずに、最新のイベントが一覧で見られるページへご案内する形にしました。開催予定が変わっても、ステップ配信の文面を差し替える必要がありません。

④行動してほしい順に並べたリッチメニュー
トーク画面下のリッチメニューは、目に入りやすい上段に「イベント申込」「AIでゆるっと相談」「夢キャリとは?」を置き、申込や相談、プログラムの理解にすぐ進めるようにしました。下段には協会の公式サイト、YouTube、Instagramをまとめ、協会のことを知っていただくための導線にしています。

⑤協会様だけで運用を続けられる形で納品
運用マニュアルは、エルメの全機能ではなく、協会様が実際に使う7つの操作(あいさつメッセージ、ステップ配信、テンプレートとアンケート、リッチメニュー、自動応答、タグ管理、データ分析)に絞って作成しました。各操作に「協会での使い方」の例を添え、オンライン説明会で実際の画面を見ながらご説明しています。
完成デザイン
リッチメニューと配信の画像は、協会のキャラクターを中心に、ボタンごとに色を分けてひと目で押す場所がわかるようにしました。配信の画像も、見出しとボタンを大きく取り、トーク画面の中でも内容と次の行動が一目で伝わる形にそろえています。
細かな工夫ポイント
- 友だち追加日と流入元をタグで記録し、どの入口から友だちが増えたかを後から確認できるようにした
- イベント告知・リマインド・フォローの配信テンプレートは、日時や申込URLなど差し替える箇所を明示し、入れ替えるだけで配信できる形にした
- 公開前の確認用に、特定のキーワードを送ると初回メッセージからリッチメニューまで一通り確認できる仕組みを用意した
- メッセージをくださった方には、お問い合わせフォームを自動でご案内し、問い合わせの取りこぼしを防いだ
制作の中での気づきと課題
アンケートは「たくさん聞けば配信に役立つ」と考えがちですが、友だち追加の直後は、少しでも面倒に感じるとそのまま離脱されてしまいます。初回で必ず伺うことと、イベントのたびに伺えばよいことを分けたことで、回答のしやすさと配信の精度を両立できました。
今後は、実際の回答状況や配信の反応を見ながら、設問や配信の内容を調整していく予定です。
いただいたお声・所感
協会様には、友だち追加直後のメッセージ、アンケートの文面、リッチメニュー、ステップ配信の内容を一通りご確認いただき、修正なしでご承認をいただきました。
その後、公式LINEの友だちを増やすためのオリジナルLINEスタンプ配布キャンペーンLPも制作し、11月からはLINE広告での集客も担当します。派遣で働く方が「夢キャリ」の機会を見逃さずに活用できるよう、今後も協会様の運用をお手伝いしてまいります。
関連する実績:一般社団法人日本人材派遣協会様のオリジナルLINEスタンプ配布キャンペーンLPを制作しました
一般社団法人日本人材派遣協会「夢キャリ」特設サイト



